2016 鉄研合宿

8/15

 東京駅を22:00に発車する「サンライズ瀬戸号」にて高松駅を目指します。途中静岡周辺で大雨に遭遇してしまったため、約100分の遅れで到着、初日の行程変更を余儀なくされてしまいました。


8/16

 この日は「自由行動」といって班行動とは別の「自由行動班」というグループで行動します。本来であれば午前中は高松空港にお邪魔する予定だったのですが、サンライズ号の遅れにより行くだけ時間の無駄になってしまうと判断し午前中は高松周辺を散策することに。


 しかし、高松駅周辺はジメジメした過ごしにくい気候、どこか涼しいところはないかと探した挙句「ことでん」に乗車することに決定。たまたま停車していた一宮行きの列車に乗り込み揺られること20分ほどで終点の一宮に到着しました。なんとなくで来てしまった為特段することもないまま外に出てみると、なかなか良い撮影地を見つけたためしばしことでんを撮影。やってくる本数もちょうどよく満足のいく撮影ができました。


 その後は高松までとんぼ返りし当初の予定どおり「鉄道歴史パーク in SAIJO」を目指し伊予西条駅へと向かいます。この歴史資料館は子ども向けの施設だと少々侮っていただけにその展示量の多さに終始驚いていました。

 見学を終えた後は宿のある宇多津へ向かい、他班と一緒に近所のイオン内にあるラーメン屋にて夕飯をいただきました。


8/17

 この日から本格的な班で行動し、四国の路線調査を行います。朝から特急に揺られ窪川駅へ。窪川からは一時期有名になった「鉄道ホビートレイン」に乗車し撮影地のある江川崎駅まで乗車、お昼ご飯を食べてから「しまんトロッコ」の撮影を行いました。その後は高知駅へ向かい、バスで桂浜へ。班員が波にうたれビショビショになったりしているうちにあっという間に時間は過ぎ、バスで高知駅へ。特急で宇多津駅へ戻りました。


8/18

 この日は朝を比較的ゆっくり過ごし、遅めの特急で高知駅へ向かいました。あらかじめ予約してあった「とさでん」の路面電車の貸切を行います。車両はレトロ感漂う7形、通常運用で走行することはないため、周りの人々が物珍しそうにこちらを眺めていたのが印象的でした。桟橋車庫内で一旦解散となり、各自自由に車庫見学をさせて頂きました。担当の方はとても気さくな方で、アイスを奢っていただいたりと大変お世話になりました。

 大満足の車両貸切・車庫見学や撮影を終えた後はひろめ市場近くの「製麺処 蔵木」さんでつけ麺をいただきました。

 お腹を満たした後は斗賀野駅周辺で撮影、4本ほど撮影しホテルへ戻りました。


8/19

 班行動実質最終日、木太駅付近の撮影地にて撮影を行いました。帰りのサンライズ号のチケットが中学生分のみ予約できなかったため、中学生は14時に高校生と分かれて本州から新幹線で帰るということになっていました。そのため僕達は高松駅に一番乗りで向かい、駅周辺のビル内でうどんを食べることに。それでも集合時間までには時間があったため、高松駅構内にて自由に行動することとなりました。後輩が四国限定みかん味のポテトチップス(後日本州でも見かけたらしくガッカリしていましたが)を食べていたり「いしづち」の車掌さんが可愛いと言って興奮していたり、突然の「ラ・マルせとうち」の登場などはしゃいでいるうちに集合時間。中学生とはお別れです。


 残った高校生は完全自由行動となり、僕は後輩と一緒に初日行くことができなかった高松空港へ行くことにしました。もともと便数が多くない上、遅延が相次いだため結果的な撮影機数は2便と決して多くはないものの、普段とは違ったロケーションに新鮮味を覚えていました。


 予定通り高松駅へと戻り、集まった高校生全員で焼肉を食べに行くことに。次々とお肉の皿を注文していき(もちろん食べ放題)、最後の方にはなぜか皿数勝負のようになってしまいましたがとても楽しく過ごすことができました。


 その後は何の問題もなくサンライズ号に乗車し東京に到着、埼玉に帰ってきました。


 鉄研の合宿は今回で5回目、最後となってしまいましたが楽しい思い出を沢山作ることができました。家族旅行などはほどんどしない家庭で、関東から出たことがほとんどなかった中1の頃、先輩の背中を必死になって追いかけていたのもいい思い出です。そんな僕ももう高校2年、後輩をしっかり引っ張っていけたかはわかりませんが自身の成長を感じています。